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【象牙彫刻:根付】

究極の日本の伝統芸術である根付をご存知でしょうか。着物を着ることがなくなった現在、もしかしたら海外での人気の方が高いのかもしれない象牙などを彫った数センチの飾り物です。昔のストラップですね。
何年も前から根付彫刻の新進作家の友人にファンファンをモデルにできないかとおねだりしていたのですが、やっとできあがってきました。感謝!
根付はどこから見てもきちんと彫られていなければならず、よく海外のアンティーク店で売られている日本の根付の紛い品のように、裏は真っ平らということがありません。写真ではわからないかもしれませんが、足の肉球と爪、体毛1本1本まできちんと彫っています。(全長37ミリで!!)
江戸時代の洒落ものが競って身につけたものですから、その題材も洒落が効いていないといけません。真面目な写実ではなくどことなくユーモラスな雰囲気が大切なんですね。新しい帯が欲しくなってきました。


根付(ねつけ、ねづけ)とは、江戸時代に煙草入れ、矢立て、印籠などを紐で帯から吊るし持ち歩くときに用いた留め具。紐の端に取付け、紐を帯に挟むと根付けが引っ掛って止る。大きさは数cm から小さいものは 1cm 位のものもある。材質は堅い木、象牙などが多い。江戸初期のものは簡単なものが多いが、時代と共に実用性より装飾性が重視されるようになり、江戸時代中期に入って爆発的に流行した。この頃になると細かい彫刻が施されるようになり、根付自体が美術品として収集の対象となった。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

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