このページは、シニアに突入したファンファンの日常の健康管理などを紹介いたします。

2007年10月のファンファンのカルテ

後ろ脚の治療のため、ステロイドの集中投与を現在しています。
体重:12.4キロ(2007年10月28日)薬の副作用で、お腹が空いてしかたがないファンファンですが、なんとか体重はいい状態で維持しています。
脚の神経麻痺は、薬の投与では、少しましな右脚の力が少し戻ってきましたが、悪い左脚についての変化は無し。
それぞれの症状や治療などについては付箋をクリック!

次は4月の定期検診です。
詳細カルテはこちら

シニア コーギー ファンファン 神経麻痺 ぎっくり腰 黒色腫(メラノーマ) 外耳炎 脂肪腫 脂肪腫 脂肪腫(良性) 肺腺(たこ) アレルギー性皮膚炎

アレルギー性皮膚炎
もともとの初まりは、ノミの唾液に含まれている成分に反応したノミアレルギーでした。
脇の下、内股、腰など、とても痒がり、舐めたり、噛んだり、引っ掻いたりします。そこに細菌が入ったりして、炎症を起こしすっかり慢性化してしまいました。
消毒効果の高い薬用シャンプー、アレルギーシャンプー、リンスで月1回全身シャンプー。特にかゆみのひどい脇の下は、週1ごとに洗浄します。軟膏などもいろいろ試しましたが、あまり効果はありませんでした。薬用シャンプーでよく洗うことが一番痒みを抑えているようです。
ノミ駆除には「フロントライン・スポット」繁殖させない「プログラム」を投与しています。

ページのトップへ

外耳炎
ペットショップから来た時にすでに炎症を起こしていたためでしょうか、耳掃除をとても嫌がり、おかしいと獣医に見せた時には、外耳炎を起こしていました。
炎症を抑える注射をしてもらい、根気よく完治するまで通院しましたが、どうしても湿度が高くなると、痒がり、耳の中が真っ赤になってしまいます。
現在は隔週のオイル洗浄でひどくならないように気をつけています。

ページのトップへ

ぎっくり腰
椎間板が老化して固くなり、外に突き出たり、髄が外に出てしまったりして激痛を引き起こします。胴の長いコーギーも椎間板ヘルニアになりやすい犬種だと言われています。
ファンファンの場合は今のところ軽度ですが、悪化すると神経麻痺を起こし、外科的手術が必要になることもあります。
症状が出てしまった時は副腎皮質ホルモンやビタミンなどを服用する内科的治療で改善します。副腎皮質ホルモンは急に服用をやめるということができないので、決められた用法をきちんと守って、完治するまでじっくり養生させます。ひどくなると、外科的手術ということにもなるので、冷えや肥満には注意が必要です。

ページのトップへ

黒色種(メラノーマ)
犬の場合、黒色種は比較的少ないそうですが、ファンファンは上まぶたにできた米粒大の腫瘍が運悪く悪性の黒色種でした。
目の周囲にできた腫瘍は視力の障害になることも多く、切除痕も小さければ小さいほどよいとのことで、緊急手術を薦められました。結果的には、転移していない初期段階に切除できたので、患部が目ということが幸運だったようです。
全身麻酔での手術でしたが、お昼に手術して夜には家につれて帰り、看病できました。
術後はアガリクスとサメ軟骨を服用する民間抗がん療法を続け、3ヶ月に1度レントゲン撮影により転移の検査を受けています。

ページのトップへ

脂肪腫
右の首筋(背中側)に空豆くらいのしこりを見つけました。部位から獣医は、最悪のリンパ腫を疑ったようですが、リンパ腫ではなく、針を患部に刺し、内容物を検査しましたが、緊急性のない腫瘍でした。
良性か悪性かは、切除した患部を病理組織検査急にださなくてはなりませんので、現在は経過観察中です。突然大きくなったり、なにか変化がある場合は、手術です。
ファンファンは腫瘍ができやすい体質なので、朝晩全身を触るチェックは怠れません。
4月の検診で喉の右側に新たなしこりを確認されました。場所からか、横になっていたりするとよくわからないので、筋肉かもしれないと期待しましたが、やはり腫瘍。もう全身しこりの宝庫。

ページのトップへ

脂肪腫(良性)
左右の胸部に空豆くらいのしこりを見つけました。針を患部に刺し、内容物を検査した結果は、良性の脂肪腫ということでした。普段の生活に支障があるほど大きくなった場合には、切除することになりますが、当面は問題無し。

ページのトップへ

神経麻痺
2006年の年末頃から少し後ろ脚がふらつくことがあり、心配していましたが、年明けから春頃には左後ろ脚を引きずるようになってしまいました。夏には右脚もかなり弱ってきて、左脚は完全にファンファン自身では制御できなくなってしまい、歩くことができなくなりました。
以前何回か患っていた“椎間板ヘルニア”が疑われますが、レントゲンでは特に問題はみつけられていません。老化による骨の変形が神経を圧迫しているのが原因ではと言われています。現在、排泄はできているので、散歩の時だけが困るのですが、車いすを使うことで現在は問題なしです。
痛みはないようなのですが、薬の投与でもあまり改善せず、これ以上の高度な検査をするのか、このまま静かに暮らすか、悩みます。

ページのトップへ

肺腺(たこ)
左の肘に小豆大のイボ。伏せをした時に肘に体重がかかり、皮膚の表面がかたくなります。
体重のある大型犬によくあるということですが、ファンファンの場合、たこになった部分を気にして舐めたことで細菌感染を起こしてしまい、大きくなってしまったようです。
伏せだこなんて、これも老化のためでしょうか。